こんにちは!さとけん( @web_satoken )です。
「仮想通貨」って最近流行っているけど怪しい…。
まずは基本を知っておきたい!
と、感じている方に向けての記事です!
最近では、コインチェックのCMで俳優の松田翔太さんが、ビットフライヤーのCMでは芸人の松本人志さんが起用されたこともあって、仮想通貨に興味を持ち始めた方が増えてきています。
でも「仮想通貨」ってなんとなく怪しいですよね…。
ぼくは、2022年の1月頃から少しずつ仮想通貨を始めましたが、始める前は「なんか怪しい…」と思っていました😂
それもそのはず。怪しく感じるのは、”仮想通貨がどんなものなのか知らなかったから”です。
仮想通貨がどんなものか知った上で、「これは将来のために投資する価値があるな」と判断したので、始めてみました。
この記事では、主に次の3つのことに絞って書いていきます。
- 仮想通貨の『特徴』
- 仮想通貨で『できること』
- 仮想通貨の『始め方』
この記事を読めば、「仮想通貨」の全体像をサクッと知ることができます!
「なんか怪しい…」から「仮想通貨ってそういうものか!」と理解を深めてもらえたら嬉しいです✨
これからの内容では、「仮想通貨」を「暗号資産」に置き換えて説明していきます。
※2020年5月頃に施行された「改正資金決済法」では、呼称を「仮想通貨」から「暗号資産」に統一する、と改正されました。
それでは行ってみましょう!
暗号資産の『特徴』
暗号資産とは?
暗号資産とは、一言で表すと「インターネット上でやり取りできるお金」のことです。
今では1500種類以上もある暗号資産ですが、大きく分けると次の2つ。
- ビットコイン=暗号資産の代表格
- アルトコイン=ビットコイン以外の暗号資産
ビットコイン(BTC)は知名度が高く、暗号資産をまったく知らない方でも名前は聞いたことがあると思います。
2021年7月頃には、1BTC=約770万円と史上最高値を記録して話題になりましたね✨
この記事を書いている2022年5月現在では、少し下がって1BTC=約450~550万円ですが、近い将来1000万円や1億円にもなると予想されています。
アルトコインでは、「イーサリアム(ETH)」や「リップル(XRP)」あたりが有名ですね。
ちなみに、日本の法律では暗号資産を次のように定義しています。
一.物品を購入し、若しくは借り受け、又は役務の提供を受ける場合に、これらの代価の弁済のために不特定の者に対して使用することができ、かつ、不特定の者を相手方として購入及び売却を行うことができる財産的価値(電子機器その他の物に電子的方法により記録されているものに限り、本邦通貨及び外国通貨並びに通貨建資産を除く。次号において同じ。)であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの
二.不特定の者を相手方として前号に掲げるものと相互に交換を行うことができる財産的価値であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの
「資金決済に関する法律(資金決済法)」第二条5 より
それでは、暗号資産の3つの特徴を見ていきましょう。
暗号資産の3つの特徴
暗号資産には、次の3つの特徴があります。
- 実態を持たない
- 中央管理者がいない(分散管理)
- 発行上限がある
一つ一つ詳しく見ていきましょう!
①実態を持たない
暗号資産(仮想通貨)は名前の通り、実態がない”仮想”の通貨。
財布に入れて持ち歩くことのできない、いわばデジタルデータです。
日本では、2017年4月頃の「改正資金決済法」で、暗号資産が正式に決済手段として認められました。
②中央管理者がいない(分散管理)
暗号資産は、日本の「円」やアメリカの「ドル」等のように、特定の国が発行・管理している訳ではありません。
えっ、じゃあどうやって管理しているの?
暗号資産は、「ブロックチェーン(分散型台帳技術)」という仕組みによって、世界で分散して管理しています。
ブロックチェーンとは?
「誰が、いつ、どこで、どんな情報を書き込んだのか」を、偽造や改ざんがほぼできない状態で記録・保管されている技術。
分散管理しているためシステムダウンが起きにくく、また取引の記録を消すことができない。
各取引履歴【ブロック】が暗号技術によって、過去から1本の鎖【チェーン】のように連なっているイメージですね🤔
特定の国で管理していないので、どこでも同一の価値があります。
③発行上限がある
暗号資産には、それぞれ「発行上限」があります。
一般的な法定通貨(円・ドル等)は、自国の経済状況に応じてお金を発行することができますよね。
ですが、暗号資産は”中央管理者がいない”ので、発行枚数を変更することはできません。
多くの暗号資産は「発行枚数」を決めており、価値が維持されるようになっています。
例えば、ビットコインの発行上限は「2,100万枚」に設定されています。
身近なもので言うと「電子マネー」と近いイメージですが、実際はまったくの別物です。
電子マネー | 比較 | 暗号資産 |
---|---|---|
中央集権(主に銀行) | 管理体制 | 分散管理 |
多くの加盟店舗 | 利用場所 | 現状は少ない(今後は増加) |
小さい(日本円に依存) | 価格変動率 | 大きい |
貯まりやすい | ポイント付与 | 貯まらない |
暗号資産で『できること』
暗号資産でできることは、主に次の3つがあります。
- 投資の対象になる
- 決済の手段として使える
- 低コストで海外に送金できる
こちらも、一つ一つ詳しく見ていきましょう!
投資の対象になる
暗号資産の始まりは2009年頃と、まだ13年ほどしか経っていません。
価格のまだまだ固定されておらず、まだまだ発展途上の資産です。
発行枚数が決まっていることもあり、「このまま保有し続けていれば、今後普及が進んだときに価格が上がってくる」と見込んで、多くの投資家が魅力を感じています。
当然、必ず上がるという保証はないので、投資のリスクはあります。
ですが、2025年頃にはビットコインの価格が「1億円」にもなる、と予想している有名投資家もいます。
そう考えると、1BTC=500万円前後の今は、まだまだ安いと判断できます。
今のうちに購入しておき長期保有しておくことで、将来利益を得ることができるかもしれません。
決済の手段として使える
日本では、以下の店舗でビットコイン決済ができます。
・ビックカメラ
・コジマ
・ソフマップ
など(2022年5月現在:実店舗268件、通信販売82件)
まだまだ決済手段としては普及していませんが、電子マネーがどこでも使えるようになったのと同じで、暗号資産も近い将来どこでも使えるようになると思います。
低コストで海外に送金できる
海外へ送金するときは、一般的に金融機関を介して送金することが多いです。
その際のデメリットとしては、
- 手数料が高い(数百円〜数千円)
- 着金まで数日かかってしまう
- 金融機関の営業時間内に行わなければいけない
などがあります。
一方で、暗号資産はインターネット上で暗号された通貨なので、瞬時に海外へ送金することができます。
また、金融機関を介さずに送金できるため、上と比較して
- 手数料が安い(or 無料)
- 送金・着金が早い
- 24時間365日いつでも送金ができる
などのメリットがあります。
今は個人でも海外のネットショッピングを利用する方が増えているので、暗号資産で買い物することができれば、手数料を安くすることができますね!
暗号資産の『始め方』
暗号資産がどういうものなのか、その基礎知識がなんとなく分かったかと思います。

ちょっと始めてみたいけど、いきなり数万円も投資するのは怖い…。
いきなり万単位で投資するのは怖いですよね…。
でも今は「暗号資産取引所」で個人でも簡単に、しかも100円から暗号資産の取引ができます!
ぼくがおすすめする取引所は「コインチェック」か「ビットフライヤー」です。
暗号資産を買う前に読んでほしい3つのポイントを、下の記事にまとめてみました。
「ビットコインを買ってみようかな」という方は、買う前にぜひ一度読んで見てください✨
キーワードは、「ガチホ」「余剰資金」「少額」そして「今」です!

リスクや長期投資のポイントを知った上で、ぜひ一緒に暗号資産デビューしていきましょう!